赤帽栃木県(協)特殊詐欺被害を未然防止
赤帽栃木県軽自動車運送協同組合〔原田守男理事長〕の事務局長・藤田隆之氏は、特殊詐欺を未然に防ぎ貢献したとして、去る9月29日、栃木県警那須烏山警察署から感謝状を授与されました。
9月5日(金)赤帽栃木県(協)本部事務所に、年配の男性から本3冊の配送依頼を受けました。お届け先や内容を尋ねると、①お届け先が私書箱、②宛名がカタカナ、③中身が本3冊であることを不審に思い、届け先をパソコンで調べたところ、雑居ビルでありました。これは間違いなく「詐欺だ」と直感したそうです。直ちに警察へ通報し、お年寄りを狙った「特殊詐欺」の被害を未然に防ぐことができました。この様子が同日、「NHKとちぎ640」や新聞各社により報道され、話題を呼びました。
原田理事長は、今回のような組合員や職員のとっさの判断で、3度も事件を未然に防ぎ、感謝状を授与されている。赤帽栃木県(協)本部では毎年、全組合員を集め春と秋に研修会を開き、県警本部から担当官を招いて特殊詐欺防止の喚起活動を実施している。「赤帽が振り込め詐欺や特殊詐欺に、知らぬ間に利用されているケースが多発している。これからも注意して、詐欺の未然防止に努めたい。全体研修会や各支部会での特殊詐欺喚起活動の成果だ。」と話しています。
写真は、藤田事務局長(左)、蜷川署長(右)